こんにちわ、MSYTです。今日は第2種電気工事士の実技のお話しです。
以前ブログで紹介した電気工事士の学科の方をまだ読んでいない方は↓↓↓
こんにちわ、MSYTです。ピカピカなこれは何でしょうか?これは、今年の第2種電気工事士の実技試験で練習した配線の中身です。 【受験者】第2種電気工事士筆記試験 オリジナルな勉強方法【必読】 - ひとにぎりのりかいしゃ |
電気工事士の実技は全く初心者の真っ白な状態からのスタートでした。
平成30年上期の場合・・・
3月に受付開始、6月3日に筆記試験、筆記合否が7月5~7日発表、合格者だけが7月21日に実技試験を受験出来ます。
4月頃に、実技の工具セットを買いました。何を買えば良いのかインターネットのレビューを参考にして、
マーベル電気工事士技能試験工具セットMDK-17DXC というセットを買ってみました。
工具セットと配線材料セット(2回分)を購入しました。
大きな箱を開けただけでわけ資材が沢山で何が何だか分からない・・・チンプンカンプン
実技の練習自体は5月の後半の休みの日に少しずつ・・・。初めてやった時の時間は50分位掛かりました。
試験では40分の制限時間があります。何とか時間を掛けないように 【 時短 】 を目指しました。
私が購入したマーベルさんの工具セット
「マーベル 電気工事士」で検索
その中に赤いグリップのVVFストリッパーがあります。
この工具でも出来ますが、さらに時短が出来る物がホーザンさんのP-958です。↓↓↓
「ホーザン P-958」で検索
単品で購入しました。(結果・・・神アイテム
二つ並べると・・・
先端の形が違います。
赤いマーベルは1.6mm配線が1穴・2.0mm配線が1穴1本ずつ加工。
青いホーザンは1.6mm配線が3穴・2.0mm配線が3穴3本線まで一気に加工。
一度に切れる数がちがいます。この差が非常に大きかったです。慣れると↓↓↓
先端10cmを灰色のシースを剥いて(アッポーペンの先端が10cmです。)
先端10mmの絶縁体を剥ぐ作業
練習する中で一番多い工程の コンセント配線加工で
白い配線と黒い配線が一度に切れて わずか5秒 で出来てしまいます。
私実体験からして最初から入っている
昔の人は電工ナイフでやってて現場ではそっちの方が荷物が少なくて良いでしょうが、自分は電工ナイフでやると5秒で出来るものが30秒程掛かります。配線に深い傷があると一発失格等があるので、電工ナイフは予備でバッグに入れて使いませんでした。
・・・実際、昔の人が施工した古い家屋の壁の中や天井裏では雑な配線の加工
私はこちらの実技13問の候補問題2回分セットを買いました。
実技の練習よりも先に筆記に受からないと落ちた場合は次の機会になり忘れてしまいますので、
1回目の№1~3を筆記試験前にやり、筆記の合否が7月5~7日にありますので、それから仕事の日は1~2問やる。休みの日は2問やる感じで追い込みました。
1回目の№1に50分掛かった私ですが、1回目の№13の終わりの時には大体30分。
2回目の№13が終わった頃には25分位で出来ました。
・覚え方は、候補問題が既にあるので、暇な時は複線図を書いて覚える。
・1~13問の特徴だけを覚える・・・ 平成31年版はまだ発表されてませんが、
私の覚え方はこんな感じです↓↓↓ オリジナルなので参考に・。・b
2、確認表示灯がある。送りコンセントがある。 簡単。
3、タイムスッチがある、シーリングへの配線長さ注意。ロのスイッチが遠い。 簡単。
4、電源がブレーカー系。200vモーター。全部の配線長さ注意。 簡単。
5、電源がブレーカー系。3線で緑のアース線。コンセント2か所配線曲げ長さ注意。 少し面倒。
6、電源位置が逆。3路スイッチ。露出コンセント。 簡単。
7、4路スイッチ。ジョイントボックス・ゴムブッシング。 だいぶ面倒。
8、リモコンリレー。リレーの配線が3本か2本か。ジョイントボックス・ゴムブッシング。 簡単。
9、電源が中央。EETコンセント、緑のアースがある。スイッチ1つで2か所点灯。 簡単。
10、電源がブレーカー系。確認表示灯。 ラッキー簡単。
11、赤白黒3本。ジョイントボックス・ゴムブッシング。ねじなし配管系。ロックナットのネジの切断有無。 一番面倒。
12、電源が中央。PF管樹脂注意。 ジョイントボックス・ゴムブッシング。 簡単。
13、自動点滅・外灯系。 ラッキー簡単。
という感じで自分に分かりやすいように(理解しやすいように)して、
あとは配線の種類や長さを問題の応用で加工出来るように!と覚えました。
机の大きさもあらかじめ調べたら、大体横60cm縦40cm位との事です。
そして実技当日、会場により1~13の問題は違います。
机に座り、箱を開けて部品が全部あるかの確認があります。30年度上期 静岡県の三島会場では№5が出ました。
その時は良し行ける
ガチャガチャ、チョッキン、ため息等・・・ステレオになって聞こえてくる・・・
悪い空気に飲まれてしまい、手が震えるし変な汗がでる・・・。家でやったら25分で出来るであろう問題を完成したのが38分;;;。ギリギリ終わりました。ほとんど確認出来ず・・・燃え尽きました。人生の中でぇ いちばん~緊張しました。(岩崎恭子さん風)
受験生が一列ずつ会場を後にしていくなか、私の斜め後ろの席の20代の兄さんはあきらかに制作途中・・・ダメそうでした・。・;;;)
→実技合否が出るのが1カ月もかかます
仕事も忙しく体調も良くなく、その間とても生きた心地がしなかった・・・。(なぜそんなに掛かるのか、当日の席に置いてある制作した問題をその場で検査員がチェックする→協会の本部でまとめる→発表する。こんなもの数日で出来そうなもんだろうと思います。
都会だと講習会等あります。田舎なので講習会は無く、出ようにも片道数時間と数万円の費用が・・・。
独学でやろう
この資格は電気工事業界の登竜門ですが就職に有利になります。
一度受かれば更新等の試験もなく。一生自分の経験値として残ります。
(冒頭写真の大量のキレイな銅線は捨てずに取っておこうと思います。)
私は、この資格を受けて良かったと思います。
まとめると・・・
- P-958のある工具セットと最低でも2回分の配線セットを買う。
- 自分流に1~13までのポイントを作る。複線図を書いて覚える。
- 筆記試験合格してからが勝負、間を開けずモチベーションが上がるように追い込む。
- 机のサイズ・当日の再現をして緊張感対策。緊張感パネ~から^-^b
↑を心掛けて下さい。
今後、電気工事士を受験する方の参考になればと思います。あくまでも私の自己流のやり方です^-^b 超長文ありがとうございました。
今日はここまです。それでは^-^)ノシ、
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